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発達グレー・不登校のその先へ——変わりはじめた〈学びのかたち〉

学校に通えなくなった子が、やがて自分のペースで動き出す——その姿から、私たちは教育の本質を見直すことができるのかもしれません。発達グレー・不登校の育児から見えてきた“学び”の形を綴るブログです。

通信制高校どうやって選ぶ?

■夏休み明け、不登校が増える時期

夏休み明けは、不登校になる子どもが増える時期です。
受験を控えたお子さんを持つ親にとっては、焦りや不安が重なるタイミングでもあります。我が家の場合は、上の子は中2の秋には第二志望まで決定していたので、息子が完全不登校になった中2の秋には、息子には言わずに母の心の中で通信制高校について調べ始めました。

通信制高校は自由で学費も安い」と思って進学を検討する方も多いですが、実際には学費や通学費の負担、学習の自己管理など、保護者が知っておくべき落とし穴があります。


通信制高校を選ぶ際に考える事

  1. 学習スタイルの希望を整理する

    • 週何日くらい通いたいか

    • 自宅学習中心か、スクーリング重視か

    • 大学進学を視野に入れるか

  2. 学校の種類を理解する

    • 広域通信制高校:全国から入学可能。通学日数は少なめでも、年間で通う日数があるため、交通費や宿泊費に注意。

    • 単位制高校:必要な単位を自分のペースで取得可能。卒業に必要な単位数を確認。

    • サポート校:学習や生活の補助。「高校卒業資格」を出せる学校ではないので、通信制高校と併用する。

    • 大学付属通信制高校:大学進学を見据えた学習プラン。スクーリングの選択肢があり、通学日数を調整可能。

  3. 学費・通学費・スクーリング負担を確認する

    • 授業料無償化の対象か、立て替え払いが必要か

    • スクーリングや遠方での交通費、宿泊費はどの程度か

  4. 子どもに合う学習サポート体制を確認する

    • 担任やカウンセラーのサポートはあるか

    • 自学習や自己管理が難しい場合の補助体制


■私の場合:選択肢の広さが決め手に

私の場合、東京に住んでいたおかげで、広域通信制高校のキャンパスも、サポート校も、大学付属の通信制高校も比較的近くにありました。
そのおかげで、子どもに合った学習スタイルやサポート体制を実際に見学・比較でき、選択肢を広げることができました。
地方に住んでいる場合は、通学やサポートの選択肢が限られることもあるため、事前に学校の種類や通学スタイルを確認することが特に大切です。


通信制定時制の期間の違い

  • 定時制高校:毎日通学、授業時間は短め → 4年間で卒業

  • 通信制高校:通学少なめ、課題・自宅学習中心 → 3年間で卒業可能

つまり、通信制は通学日数が少なく、課題で補う形式だから3年間で卒業できるわけです。


■保護者が知っておくべき落とし穴

1. 学費は無償化対象でも「立て替え払い」が必要

  • 通信制の場合、国と都の支援を合わせても最大27万円

  • 息子の学校では授業料が40万円以上かかり、実際には自己負担

  • 支払いは一度全額学校に立て替え、後から還付される仕組み

2. 通学費はスクーリング方法による

  • 短期間でまとめてスクーリングがある場合は、学生用回数券を利用しやすい

  • 週2〜3日の登校や遠方でのスクーリングだと交通費が意外にかかる

3. 自己管理・自学習慣がないと難しい場合も

  • 通信制高校は学び直しや編入の生徒も多く、自己管理能力が求められる

  • 息子の学校では担任がフォローしてくれるが、学校によってサポートの濃さは異なる


■まとめ

通信制高校は自由度が高い一方で、

  • 授業料補助は一部のみ

  • 通学費やスクーリングの工夫が必要

  • 自己管理能力が求められる

…といった点を理解しておくことが重要です。
入学前に「見えにくい負担や必要な準備」を確認することで、より安心して進学を選べます。

 

また、編入を受け入れている通信制は多くありますが、スクーリングによる定員を設けている通信制も一部あり、時期によっては受験が厳しいこともあります。

息子の通う通信制高校は、定員もありますし、学力試験と面接もありました。

今後、通信制高校は今よりもっと多様化し、自分に合う学校が選べるようになるのではないかと思います。

15~18歳は大人のように思えて、その実まだ未熟であったり、サポートする大人を必要とする時期です。

決定するのは本人だけど、その選択肢の幅を持たせてあげるのはやはり親の役目なのかも、と思います。